スクラッチといえば、コインで削って、その場で当選結果がわかる宝くじなどに利用されています。スクラッチカードは、カードのスクラッチ部分を削る楽しさも魅力の一つです。
最近は、コンビニなどで販売されているミュージックカードや、ゲームのプラスチックカードにも同様の技術が使われています。スクラッチを削るとコードが現れ、それをWebサイトに入力することで課金され、使えるようになるという仕組みです。
スクラッチ加工には、これらのカード等に印刷されているピンコード(暗証番号)等を隠す役割があります。カメラなどで撮影されると、情報が容易に読み取られてしまい、スキャニングされることによる悪用を防ぐためです。
スクラッチの場所は大きさの調整ができるほか、形も自由に設定できます。
例えば丸や三角、星なども可能で、デザインの幅が広がります。デザイン性を損なうことなくスクラッチカードを作成することができます。
スクラッチくじや課金が目的のギフトカードなどに加工されることが一般的ですが、ゲームのショーイベントのカードとして納品したこともあります。これは、イベント限定としてパスワードを入れたカードを発行するというものです。参加者はスクラッチを削り、出たパスワードをWebの特設サイトに打ち込み、そのイベントの限定アイテムやキャラクターをダウンロードするなど、特別感のあるアクションを楽しめるというものです。
スクラッチ加工したカードをソフトウェアのライセンスカードとしてパスワードを隠して同封したこともあります。
他にもアパレルショップがサイトを開いて、料金をチャージできるようなシステムを構築できれば、ギフトカードとしての使用も可能です。
受付時間:平日9:00~18:00