投稿日2016-04-01
弊社ではお客様に満足していただけるような高品質な社員証を作成するように、努めております。中でも注意しているのが、ホコリの混入です。カードは素材がプラスチックのため、静電気が発生し、ホコリを吸着してしまう特徴があるからです。
クリーニングローラーを使って、カード表面を掃除してから印字するのはもちろん、印刷が終わった後も、ひとつひとつ人の目で、厳しいチェックを重ねてから納品しております。
こちらの写真は、検品の中で発見されたホコリの混入した社員証です。通常、このようなカードがお客様の目に触れる機会はありません。弊社だけではなく、カードを作成する会社では一般的に、100枚につき10枚ほどの確率で、カードにホコリが混入してしまいます。
特に、社員証は印刷面が広いため、プリンターについているクリーニングローラーで表面をキレイに掃除をしても、完璧にホコリの混入を防ぐことは難しいのです。
弊社では、高品質な社員証カードを作成するために、印刷が終わったカードを1枚1枚、人の目と手で検品しています。さらに、ホコリの混入を見逃がさないように、チェックは人を変えて2回行うように徹底しております。
社員証は顔を印刷するため、ホコリが入ると大変目立ちますし、そのようなカードを使い続けるのは気持ちの良いものではありません。お客様の立場になって、しっかりと仕上げております。インクリボンをたくさん使用するというのもありますが、社員証の作成が他のカードよりも割高になるのはこのような理由からです。
社員証カードとドアの開閉に使うセキュリティーカードを1枚で仕上げたい場合、弊社のカード素材を使って社員証を作成するのではなく、セキュリティー会社から支給されるカードに印刷することがあります。この場合もホコリの混入は避けられないため、必要枚数の10パーセントほど多めに印刷するカード素材をいただいております。
海外ではバーコードなどにホコリがあっても、気にせず使うことがありますが、日本は圧倒的にクレームになることが多いです。セキュリティーカードは単価が高いため、ロスが出るのは避けたいと考えるお客様には、張り替えができる「転写シール」をオススメしております。
弊社では、お客様に合った印刷方法のご提案もいたします。まずはお気軽にお問い合わせください。
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